東京市場とニューヨーク市場は、値動きが少し、異なります。
東京市場は「実需取引」が多くなり、ニューヨーク市場は「投機取引」が多くなるからです。
当然、 ニューヨーク市場の方が、値動きは大きく なりますよ。
■「東京市場とニューヨーク市場の特徴」のポイント
・外国為替取引は、 「投機取引」と「実需取引」の2種類に分かれる。
・「投機取引」とは、金利や為替差益によって、利益を得る取引方法のこと。
・「実需取引」とは、お金の交換を実際の経済取引に使うこと。
・投機取引と実需取引の割合は、 投機取引が9割を占める。
・ニューヨーク市場では、値動きによる利益を狙う投機取引がほとんど。
・東京時間では「実需取引」が多くなり、時間帯や各月によって、
値動きに法則や特徴が現れやすくなる。
■「東京市場とニューヨーク市場の特徴」の内容
ここでは、 「東京市場とニューヨーク市場の特徴 (実需取引と投機取引)」 についてお伝えします。
まず、外国為替取引は、 「投機取引」と「実需取引」の2種類 に分かれます。
「投機取引」とは、私たちのように、金利や為替差益によって、利益を得る取引方法のことを言います。
そして、「実需取引」とは、貿易取引や資本取引など、お金の交換を実際の経済取引に使うことを言います。
たとえば、外国の株を買うために円を売ってドルを買う場合や、石油を輸入した代金を払うために、円を売ってドルを買うなどの場合です。
投機取引と実需取引の割合は、 私たちが行っている投機取引が9割 を占めます。
一方、実需取引は、1割くらいです。
そのため、為替市場全体を見ると、投機取引による値動きがほとんどになります。
特に、ニューヨーク市場では、 値動きによる利益を狙う投機取引がほとんど です。
その理由は、現在はドルが基軸通貨であるため、アメリカは世界中のどの国と取引をしても、ドルを他の国の通貨に変更する必要がほとんど無いためです。
そのため、ニューヨーク市場では、「実需取引」がほとんどなく、「安く買って高く売りたい!」という投機取引が大半であり、
経済指標の結果にも大きく反応して、値動きも大きくなりやすいという特徴 があります。
しかし、東京市場については、「実需取引」は多くなります。
日本の銀行の為替ディーラーが、貿易に必要なお金の交換などを多く行っているためです。
そのために、東京時間では「実需取引」が多くなり、時間帯や各月によって、値動きに法則や特徴が現れやすくなります。
たとえば、 仲値が決まる時間帯やゴトウ日はドル高になりやすい ということや、3月は1年間の中で最も値動きが大きくなる可能性が高いことなどです。
「実需取引」による値動きのクセを知れば、少ない値幅ではありますが、利益を取れる可能性は高くなります。
もちろん、「このとおりにやれば必ず儲かる」というものではありませんが、 値動きを読む1つの要因 として覚えておいてください。
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