FX大損と失敗｜FXで利益を得るための知識が足りない

「知識が足りない」ということについて、お伝えします。 FXでは、「１００％儲かる手順」を作ることが難しいため、どのような相場でも対応できる「知識」を身につけることが、必要になりますよ。

■「知識が足りない」の内容

ここでは、「知識が足りない」というテーマでお伝えします。

まず、FXを行う上で、知識は絶対的に必要なものになります。それは、ファンダメンタル分析やテクニカル分析で、相場の方向性を読むための知識だけでなく、相場に対する正しい知識や、資金管理に関する正しい知識、そして、過去に起こった値動きのデータなども知識になります。

これらの知識をすべて集合させて、そのときの相場に合わせて、具体的な戦略を練って、取引を行なうものがFXです。私も最初そうでしたが、大した勉強をしないで相場に参加して、 大きな損をする人が本当に多い ので、しっかりとした知識を持ってから、相場に参加するようにしましょう。

あと、FXでは、レバレッジが使える分、一度の取引で大きな損失を出す危険性もあるので、資金を分けておくことは大切ですが、いろいろな通貨を分散して購入することは、あまり意味がないかもしれません。

たとえば、オーストラリアドルとニュージーランドドルは、同じオセアニア通貨であるため、基本的には同じような動きをしますし、ユーロとポンドも似たような動きをするためです。

そのため、これらの通貨を分散して買ったとしても、日本円が買われる要因があれば、みんな同時に下がりますし、同時に損をします。 為替市場では、実は分散投資というものは、難しい ということを覚えておいて下さい。

なお、私の場合は、多くても３通貨くらいしか取引をしませんし、基本的に行っていることは、 「そのときに一番良い通貨を買って、そのときに一番悪い通貨を売る」 ということです。

FXは、２種類の通貨を売り買いするものであるため、そのときに、一番上がると思われる通貨を買って、そのときに、一番下がると思われる通貨を売るようにしています。いろいろな通貨に手を出すのではなく、取引する通貨を絞ったほうが、私の場合は、勝率も利益も多くなる結果になりました。

あと、FXの勉強をすれば、「損切りは必要」、「レバレッジは低くした方が良い」ということは、誰でも分かると思います。ただ、 「なぜ損切りは必要なのか」、「なぜレバレッジを低くした方が良いのか」という意味 を、しっかりと理解することが大切です。

言葉を暗記するのではなく、その言葉の根拠を、しっかりと理解していくようにしましょう。そしてさらに、自分が実際に体験すると、それは心に刻み込まれるため、一生忘れないような知識になっていきます。

私も、今まで長い間、FXをやっていますが、FXで、「絶対にうまく行く方法」や「１００％儲かる方法」というのは、存在しません。なぜなら、 相場の状況が、日々変化するため です。今、うまく行っている方法も、相場の状況が変われば、まったくうまく行かなくなることが実際にあります。

だから、FXで長期間、利益を得ていくためには、たくさんの知識をつけて、その知識を元に、相場の状況に合わせて、応用していくことが必要になります。知識があれば、急激な相場の変化にも対応することができますし、相場を予想することもできるようになるからです。

「絶対にうまく行く手順」を作ることができないなら、 どの相場の状況でも、対応できるような知識を身につけるしかない というのが、私の結論です。 FXをする上で、それほど「知識」というのは、重要な要素になりますので、日々勉強をして、しっかりとした知識を身につけていきましょう。