FXのコツ｜各通貨の特徴を知っておくこと

FXのコツである、「各通貨の特徴を知っておくこと」について、お伝えします。 FXでは、各通貨の特徴や値動きのクセを知っておくと、利益を得られる可能性が高くなるため、ぜひ参考にしてください。

■「各通貨の特徴を知っておくこと」の内容

ここでは、「各通貨の特徴を知っておくこと」というテーマで、お伝えします。まず、FXの取引通貨は、それほど多くはありません。ドルやユーロ、ポンドやオーストラリアドルなど、実際に取引することができる通貨は、かなり限られています。

そこで、 各通貨の特徴や値動きのクセ は、ぜひ覚えておいていただきたいと思っています。各通貨の特徴や値動きのクセを知ることで、利益を上げられる確率が高くなるためです。

なお、ここでお伝えする通貨の特徴は、「必ずこのような動きをする」というわけではなく、私が２００５年からFXを行ってきて、「このような特徴があるな」と感じたことを、お伝えさせていただきます。

まず、ドル／円の値動きの特徴は、 「レンジ相場になりやすい」 ということです。その理由は、アメリカと日本は、貿易の関係から、値が一方向に動きづらいからです。そのため、ドル／円については、ある程度、決まったレンジの中で動きやすいという特徴があります。

もちろん、トレンドが発生して、どんどんドル／円が上がったり、下がったりすることも当然ありますが、他の通貨（たとえばポンドや豪ドルなど）よりも、レンジ相場の時間が長い気がしています。

また、値動きについても、そこまで大きいものではないですし、ファンダメンタルの材料やニュースもたくさん入ってくるため、やはり、 ドル／円は一番取引しやすい通貨 だと思います。

一方、ユーロやポンドについては、 値動きを予想することが難しい通貨 だと感じました。たとえば、ユーロは、ヨーロッパの複数の国の共通通貨であるため、値動きを予想することが難しいですし、ポンドについては、イギリスのニュースがほとんど入ってこないため、上がるのか下がるのか、よく分かりません。

しかも、ポンドは動く値幅も大きいため、取引するにはかなり難しい通貨だと思いました。私も今まで、ポンドを取引して、利益を得たことが無いので、私の場合は、ポンドはほとんど取引をしていない状態です。

あと、オーストラリアドルとニュージーランドドルについては、同じオセアニア通貨であるため、基本的には、同じような値動きをします。ただ、このような高金利通貨は、世界経済に影響がある、大きなニュースが流れると、どんどん売られていって、 下がるときのスピードがとても速いという特徴 があるので、注意が必要です。

他にも、南アフリカランドのような高金利通貨もありますが、南アフリカランドの情報はほとんど入ってこないので、値動きを予想するのではなく、できるだけ低い値段（暴落したとき）に、低いレバレッジで買うという 「長期投資」 に向いていると思います。

また、ユーロ／ドルについては、トレンドが発生しやすく、 トレンドの継続性が高いという特徴 があります。実際に、過去のチャートを見てみると、このように、一方的に値が動いている期間が多いです。ユーロとドルは、世界二大通貨であるため、どちらかに資金が流れやすく、このようなトレンドが発生しやすいのだと思います。

ここでお伝えした各通貨の特徴は、「必ずこのような動きをする」というものではありませんが、このような各通貨の特徴を知っておくと、取引もしやすくなりますし、 利益を増やせる可能性も高くなります ので、ぜひ覚えておいてください。