心構えとしては、やはり、「知識をつける」ということだと思います。
特に、「FXをする上で最も大切な3つのこと」でお伝えしている、下記3つのことは、FXを始める前に、ぜひ知っておいてください。
【大切なこと1】資金管理を何よりも重要視すること
【大切なこと2】トレンドには絶対に逆らわないこと
【大切なこと3】自分が行っていることを認識すること
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FXをする上で、「知識」というのは極めて重要で、知っているか知らないかで、結果はとても大きく変わってきます。
もちろん、FXの取引方法や、テクニカル分析などの知識も大切ですが、それよりももっと大切なことは、「FXをする上で最も大切な3つのこと」でお伝えしているような、資金管理やレバレッジ、そしてトレンドに対する知識です。
たとえば、FXで最も難しいことは、「儲けたい」という気持ちを抑えることだと思っています。
レバレッジをかけなければ、大損することはないのですが、人は、「短期間で儲けたい」と思ってしまうので、どうしても、レバレッジを高くして取引してしまうのですよね。
FXは、レバレッジを使えることはメリットではありますが、レバレッジを使うと、大きな損失を出す危険性がありますし、「そもそも、なぜレバレッジを高くして取引すると不利なのか」という理由も、しっかりと認識することが必要です。
また、FXでは、トレンドに逆らって利益を得ることは、絶対にできません。
一日の取引高が500兆円を超える為替市場で、トレンドに逆らって利益を得ることはできないからです。
それにもかかわらず、トレンドに逆らって、「ナンピン買い増し」を行ってしまうと、含み損が一気に増えてしまうため、一回の負けで、大きな損失を出してしまいます。
「ナンピン買い増し」のような刻み買いの回転売買は、レンジ相場では有効ですが、大きなトレンドが発生したときは、ナンピン買い増しは、一気に含み損が増えてしまうため、絶対にやるべきではありません。
このような知識を持っているかどうかで、FXの運用成績は、本当に大きく変わってきますよ。
だから、やはり、FXを行う上での心構えとしては、「知識をつける」ということだと思います。
そして、知識をつけた上で、自分で決めたルール(レバレッジを上げない、儲けようと思って買い増しをしない など)をしっかりと守っていくということですね。
私が人から、「FXを行ってみたいんですけど・・」と相談されたら、間違いなく、このように答えます。
あと、FXでは、知識が極めて重要なのですが、それと同じくらい重要なものが、「経験」です。
「経験」が増えると、為替相場の値動きが、なんとなく分かってくるのですよね。
「何があるとどれくらい値が動くのか」ということも、自然に分かるようになってきますし、為替相場の値動きのほとんどが、「想定内」になるため、取引もしやすくなります。
頭で覚えたことは、忘れてしまったり、すぐに取り出すことができない場合がありますが、自分が経験したことは、心に刻み込まれるため、すぐに取り出すことができるのですよね。
経験が増えることで、FXで大きな損失を出してしまう可能性が減り、FXで利益を出せる可能性が高くなるので、「経験」も、知識と同じくらい、本当に大切なものになるということです。
だから、その経験を得るために、相場を退場するような大きな損失だけは、絶対に出してはいけません。
運用資産のほとんどを失ってしまうような、致命傷となる大きな損失を出してしまうと、相場から退場しなければいけなくなってしまい、相場に参加することで得られる経験を、得ることができなくなってしまうからです。
FXでは、「儲けることよりも、損をしないこと(相場を退場しないこと)」が、本当に大切であり、そのために、「レバレッジを下げること」が必要ということですね。
結論として、FXで損をしないためには、「知識」が必要ということです。
そして、FXで利益を得るためには、「知識」と「経験」が必要ということです。
これが、私が10年以上、FXを行ってきて、たどり着いた結論なので、良かったら、参考にしてくださいね。
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