まず、FXで利益を得る方法は、2つあります。
1つ目は、「値動きによる利益」で、2つ目は、「スワップポイントによる利益」です。
なお、FXの利益については、「FXの利益の取り方について」のページで、動画付きで詳しくお伝えしていますので、良かったら参考にしてくださいね。
まず、1つ目の「値動きによる利益」ですが、覚えておいていただきたいことは、1万通貨を取引した場合、1円の値が動くと、1万円分の損益が出るということです。
たとえば、90円で米ドルを1万通貨買って、91円になったときに売ったら、1万円の利益になります。
ただ、個人的には、「1万通貨」というのは、かなり大きなポジションというイメージがあります。
そのため、1,000通貨単位で取引したほうが、良いかもしれませんね。
ちなみに、1,000通貨を取引した場合は、1円の値が動くと、1,000円の損益になります。
ポジションが小さくなるので、利益は小さくなりますけど、1,000通貨単位で、ポジションを分けて取引したほうが良いと思いますよ。
なお、私もデイトレードは、5,000通貨でポジションを持つようにしています。
そして、だいたい40銭の値幅で決済するので、1回のトレードで2,000円の利益になる、ということですね。
私の今までの経験上、これくらいのポジションサイズが、ちょうど良いと思っています。
そして、2つ目の「スワップポイントによる利益」ですが、FXは、異なる2つの通貨を取引することであるため、2つの通貨に、金利差が生じます。
具体的には、日本円と豪ドルという2つの通貨を取引した場合、この2つの通貨に金利差(日本円よりも豪ドルの方が金利が高い)が生じますよね。
この金利差のお金のことを「スワップポイント」と言って、FXでは、金利の高い通貨を買って、金利の高い通貨を売った場合に、このスワップポイントによる利益も得ることができます。
もちろん、金利の高い通貨を売って、金利の高い通貨を売った場合は、スワップポイントを逆に支払うことになるので、覚えておいてくださいね。
(たとえば、豪ドルを売って、日本円を買ったときは、スワップポイントを支払うことになります)
ちなみに、FXの損失リスクは、「FXのリスク ~ 値動きによる損失リスク ~」のページでお伝えしていますので、これも確認してみてください。
私がFXを始めた2005年は、1万通貨単位でしか、取引をすることができなかった(最低単位が、10万通貨単位というFX業者もあった!)ので、かなり大きなポジションサイズを持ってしまう傾向がありました。
ただ、現在は、1通貨単位でも取引できるFX業者があるので、本当に良い時代になったと思います。
さらに、2005年くらいは、スプレッドもとても広くて、ポンド/円のスプレッドは、8銭くらいあったのですよ!
現在は、ポンド/円のスプレッドは、1.1銭くらいですからね。
スプレッドが狭い方が、私たちの利益が多くなるので、本当に良い時代になりました。
昔と比べて、1,000通貨単位で取引できますし、スプレッドもとても狭くなったので、FX取引はとてもしやすくなったと思います。
ただ、やはり、レバレッジを高くして取引することだけは、しないようにしてください。
昔は、「レバレッジ200倍!」ということもできましたけど、本当に異常だと思います。
現在は、レバレッジは25倍までに規制されましたが、個人的には、レバレッジ25倍でも高すぎると思います。
もちろん、レバレッジを高くして、ハイリスクハイリターンで、取引をしたい人もいると思いますので、最高レバレッジ25倍に対しては、特に異論はありませんが、、、私個人としては、レバレッジはどんなに高くても、「3倍くらいかな」と思って取引していますよ。
大きな損失を出した経験がある人にとっては、「レバレッジは本当に怖いもの」と、心に刻み込まれるので、、、特にFXを始めたばかりの人は、とにかく、レバレッジを低くして取引することをおすすめしますね。
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