失望によって日本円が売られた！豪華客船への対応も指摘【870円】

失望によって日本円が売られた！
豪華客船への対応も指摘【870円】

先週（2020年2月17日から21日まで）の
トライオートFXの利益【870円】

運用資産の50万円が、「トライオートFX」のリピート注文で、どこまで増えるのかを実践しています。なお、取引は、「自動売買」と「手動取引」の両方で行っています。

先週（2月17日から21日まで）のFXリピート注文の利益は、870円でした。運用資産が、前回の660,917円から、661,787円に増えた形です。

トライオートFXの運用資産

なお、ここ最近の資産の増え方については、下記のグラフのとおりです。 2018年9月20日に50万円でスタートしてから、少しずつ資産が増えています。

2020年2月17日から21日までのFXの利益

豪ドル／円は上がりきらない一週間だった

先週の為替相場は、外貨が全体的に上昇しました。

ただ、下記のチャートは、豪ドル／円のチャートなのですが、上昇はしたけど、また後半になって下落してしまいましたね。 73.19円から74.47円まで上昇したのですが、その後はまた下落しています。

▼豪ドル／円の1週間の値動き
FX豪ドル／円の1週間の値動き
※ 使用チャート：外為どっとコム

外貨が上がった要因は、「日本円が売られたから」です。

先日に発表された10～12月期のGDP（国内総生産）が、年率マイナス6.3％という、衝撃の結果になりました。

さらに、新型コロナウイルスの対応の甘さ（大型豪華客船ダイヤモンド・プリンセス号の対応など）も指摘されていて、その影響で、日本円が売られたという形ですね。

日本国内の感染者が100人を超えた

ここ最近、テレビでは、「新型コロナウイルス」のニュースばかりです。

実際に、日本国内の感染者は100人を超えて、「感染経路が分からない」という人も多数いる状態です。さらに、中国では、2,200人以上が死亡して、感染者は7万5000人を超えているとのことです。

感染のピークが分からず、どこまで続くか分からないというのが、現在の「新型コロナウイルス」の状況になっています。

ただ、このような悲観的な状況だと、今までなら、日本円が買われる（外貨が下がる）という状況になっていたのですが、、、先週は、外貨がどんどん買われていきました。

下記のチャートは、米ドル／円のチャートなのですが、一気に上昇していますよね。

▼米ドル／円の1週間の値動き
FX米ドル／円の1週間の値動き
※ 使用チャート：外為どっとコム

米ドル／円は、109.65円から112.22円まで、急上昇していきました。一週間に、2円以上も上昇するというのは、かなりの上げ幅だと思います。

これは、「アメリカの経済が良いから」という理由もありますけど、日本に対する失望が大きいのかもしれません。

今後の為替相場は？

現在も、市場の注目は、「新型コロナウイルス一色」になっています。

特に、中国の感染者が7万5000人を超えているというのは、本当に深刻ですよね。また、世界中でも感染者が増えていて、日本でも、「感染経路が不明」という人も出てきている状態です。

ただ、「新型コロナウイルス」の致死率は、中国の数を合わせると2％前後のようですが、中国以外の地域では、0.17％くらいと言われています。

中国は、あまりに感染者が多いため、病院が対応することができない状況になっているから、亡くなる方が多いのかもしれません。病院でしっかりと対応できる地域では、重篤な症状になる方は少ないというのが、現在分かっていることになります。

新型コロナウイルスのFX相場に与える影響

「新型コロナウイルス」は、毒性があまり強くないと言われていて、感染しても症状がほとんど出ない人がいるから、逆に広まってしまうのかもしれません。

できることは、しっかりとした知識を身につけることと、予防（手洗いや免疫力を上げることなど）を、しっかりとすることですよね。そうすれば、きっと今回も、ウイルスには負けないんじゃないかなと思います。

企業への影響は、かなり深刻になっていますし、小企業や個人事業者への影響も本当に大きい状況ですが、とにかく今は、「新型コロナウイルス」が収束するまで、待つしかないという状況です。

為替相場については、予想外に円安（外貨が上がる）という状況になっていますけど、今の状況からすると、一方的に上がり続けることはないとは思っています。

「米ドル／円が下がったら買う」という戦略が、現時点では、最も良い選択なのかもしれませんね。

【今週の教訓】
・「感染経路が不明」の新型コロナウイルスの感染者が増えてきている。
・中国での感染者が7万5000人を超えて、死者は2,200人を超えた。
・現時点では、米ドル／円が下がったら買うという戦略が良さそう。