FXの特徴であるレバレッジについて

FXの大きな特徴の２つ目である、「レバレッジ」 について、ご説明します。
小さいお金で大きなお金を動かせる、レバレッジという仕組みについて、確認していきましょう。

■「FXの大きな特徴その２　レバレッジについて」のポイント

・小さいお金で、大きなお金を動かせる仕組みのことを
　「レバレッジ（てこの原理）」 ということ。

・運用資産が１００万円で、１ドル１００円のときに１万ドルを購入すると、
　１００円×１万ドルで、１００万円分のドルを取引したことになる。
　（レバレッジ１倍）
・運用資産が１００万円で、１ドル１００円のときに１０万ドルを購入すると、
　１００円×１０万ドルで、１０００万円分の取引をしたということになる。
　（レバレッジ１０倍）
・運用資産が１００万円しかないにも関わらず、レバレッジを
　１０倍にすることで、１０００万円分の取引をすることができる。

・高いレバレッジで取引をすれば利益は大きくなるが、
　逆に動いた場合は、 損失も大きくなる。

■「FXの大きな特徴その２　レバレッジについて」の内容

ここでは、「レバレッジ」について、ご説明します。 まず、FXでは、預けたお金が実際の取引に使われるのでなく、あくまで 「担保として使われる」 ということをご説明してきました。

そして、お金を担保として使うことによって、FXでは、実際に預けたお金よりも、さらに大きなお金を動かすことができます。 このように、小さいお金で、大きなお金を動かせる仕組みのことをてこの原理である、 「レバレッジ」 といいます。

たとえば、運用資産が１００万円あるとします。 そして、１ドル１００円のときに、１万ドルを購入すると、１００円×１万ドルで、１００万円分のドルを取引したことになります。 この場合は、１００万円の運用資産で、１００万円分の取引を行っているので、 レバレッジは１倍 ですが、たとえば、レバレッジを１０倍にして考えてみましょう。

同じように、運用資産が１００万円あるとします。 １ドル１００円のときに、今度は、１０万ドルを購入したとします。 すると、１００円×１０万ドルで、１０００万円分の取引をしたということになります。 つまり、運用資産が１００万円しかないのに、１０００万円分の取引を行っている、ということです。

このように、FXでは、実際には１００万円しかなくても、 レバレッジを１０倍 にすることによって、１０００万円分の取引を行うことができます。 ただ、もちろん、高いレバレッジで取引をすれば、利益は大きくなりますが、相場が逆に動いた場合は、その分、 損失も大きく なります。 特に最初は、高いレバレッジで取引するのは止めて、 無理の無い取引 をするようにしていきましょう。

具体的に、どれくらいのレバレッジで、どのように取引をしていけば良いのかについては、別の機会で、ご説明させていただきます。 次回は、「FXの利益の取り方」についてご説明します。

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