「思い込んでいる」 ということについて、お伝えします。
FXで思い込むと、大損する可能性がとても高くなるので、十分注意していきましょう。
■「思い込んでいる」の内容
ここでは、 「思い込んでいる」 というテーマでお伝えします。
まず、FXは、外貨を買った後に、相場が上がれば、利益になりますよね。
そのため、外貨を買ったあとに、もし相場が下がってしまい、含み益になってしまったら、誰でも「上がってくれ!」と
祈ってしまいますし、「もう十分下がっているから、そろそろ反転するはず」と思ってしまうものです。
そしてその後、運良く、相場が上がっていき、含み損が無くなり、うまく利食いをすることができたら、
「次も待っていれば上がるはず!」 と、思ってしまうかもしれません。
ただ、相場というのは、誰が損をしても、得をしても、まったく気にしていません。
そのため、「上がってほしい」や「下がってほしい」という願望を捨てて、客観的に相場を見ることが必要になります。
だから、前回ポジションを持ち続けて、うまく行ったからといって、 「今回も同じように待っていればうまくいくはず」 と
いうような思い込みや願望は、決して持たないようにしましょう。
同じように、FXで去年、買いポジションで大きく利益を得た人は、今年も買いポジションに偏ってしまうことがあります。
しかし、去年は去年、今年は今年であるため、またリセットして、客観的に相場を見ることが必要になります。
今までの考え方や取引方法を、そのまま使い続けるのではなく、常に、 「この考え方は本当に正しいのか?」 ということを
自分自身に問いかけながら、考えながら、取引をしていくようにしましょう。
あと、為替相場には、 「適正価格」 というものが存在しません。
たとえば、株であれば、PERやPBRなどの適正価格や基準を表す数値がありますが、
為替市場については、「1ドルがいくらであるべき」という適正価格がありません。
もちろん、ドル円のように、日本とアメリカの両国の貿易の関係で、「このくらいの価格帯で推移するのが望ましい」という
希望価格のようなものはありますけど、相場が下落する要因があれば、当然どんどん下がって行きます。
だから、 「1年前は120円で、現在は90円だから安い」 という考え方や、 「もう十分下落したからそろそろ上がるだろう」
という考え方は、適正価格がない為替相場では、とても危険な考え方になってしまいます。
ファンダメンタル分析やテクニカル分析を、しっかりと行った上で、相場が上がるのか、下がるのかを予想することが大切です。
実際に相場に参加していると、人は、自分にとって都合の良いほうに、考えてしまいがちになります。
たとえば、自分が決めた取引スタイルで、連戦連勝が続くと、 「これからもこの取引スタイルで勝つことができる」 と
思ってしまいますし、相場がどんどん高騰して、利益を得ていると、「もっと上がるから稼げる!」と思ってしまいます。
ただ、相場というのは、一度の思い込みで、大きな損失を出してしまう、とても怖いものです。
「この辺りが底値だろう」や「これだけ下がっているのだから、そろそろ上がるだろう」という願望を含めた思い込みは、
相場の一発退場にもつながるくらい、危険な考え方 になりますので、自分の思い込みは除外して、客観的に相場を見ながら、取引を行っていくようにしましょう。
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