「損切りを行うために必要な知識」 について、お伝えします。
FXでは、「なぜ損切りが必要なの」か、という理由を知ることで、損切りがしやすくなるはずなので、ぜひ参考にしてください。
■「損切りを行うために必要な知識」の内容
ここでは、 「損切りを行うために必要なこと」 というテーマで、お伝えします。
まず、短期トレードや中期トレードの場合、損切りは必要になります。
損切りをしなければ、どんどん含み損が増えていってしまうからです。
そのため、「自分が今、行っているトレードスタイルでは、損切りは絶対に必要だ」ということを、自分自身で、まず強く認識することが必要になります。
「自分が今、行っているトレードスタイルでは、損切りは必要」 ということを強く認識すれば、
損切りができなくなる可能性は低くなりますし、一度で大きな損失を出すことも、防げる可能性が高くなりますよね。
そして、次に行うことは、 「損切りはなぜ行うのか?」 という理由を、明確に認識することです。
損切りには、「損を確定してしまう」という悪いイメージがあると思います。
ただ、損切りの本当の意味は、 「それ以上、損失を大きくしないため」 というプラスの意味合いがあります。
それ以上、損失を大きくしないために、損切りを行えば、再起不能になることを防ぐことができますよね。
FXをする上で、最もやってはいけないことは、再起不能になるくらいの大きな損失を出すことであり、相場から退場させられることです。
再起不能にならないために、それ以上、損失を大きくしないために、損切りというのは行います。
これが、損切りを行う理由であり、損切りに対して、 「それ以上、損失を大きくしないために損切りを行う」 というプラスのイメージを持つようにしましょう。
もちろん、損切りをしたあとに、相場が反転することもあります。
そして、相場が戻れば、 「あぁ、損切りしなければよかった・・」 となりますけど、それは結果論ですし、もし損切りしなければ、損失が拡大する可能性もありましたよね?
そして、損切りをしなかったことで、損失が拡大してしまったら、致命傷となり、相場から退場しなければいけなくなるかもしれません。
それを回避するために、損切りを行ったのですから、たとえ損切りをしたあとに相場が反転したとしても、
それはまったく関係ありませんし、 「損切りをして、損失が大きくなることを防ぐことができた」 と思ったほうが良いです。
あと、「どこまで下がったら損切りをするのか」という、損切りのラインについては、トレードスタイルによって異なります。
短期トレードについては、損切りのラインは浅くする必要がありますし、スウィングトレードでしたら、
私の場合は、自分が思った動きと、違う動きを相場がした場合は、損切りを行います。
たとえば、上昇トレンドに入ると思ってエントリーをした後に、相場が下落して、
どちらに行くか分からなくなってしまったときは、自分の考えていた動きと違うため、損切りをするという形です。
だから、私の場合は、 「自分が間違っていたとき」 に、損切りをするようにしています。
ただ、 「自分が間違っているかどうかが分からない」 というときもありますよね。
そこで、私が事前に決めていて、絶対に守っていることは、 「1回のトレードの損失を、運用資産の10%以内に抑えること」 です。
FXをする上で、絶対に避けなければいけないことは、致命傷となる大きな損失を出してしまうことです。
では、いくらくらいの損失が、「致命傷となる大きな損失なのか」と考えたときに、私の場合は、「運用資産の10%の損失」であれば、まだ大丈夫だと思いました。
たとえば、100万円の運用資産で、10%の損失である10万円を損したとしても、それはまだ、取り返すことができます。
ただ、100万円の運用資産で、20%の損失である20万円を損したら、かなり痛いですね。
やはり、 「1回のトレードの損失を、運用資産の10%以内に抑えること」 が大切だと思います。
そしてもし、50%の損失である50万円や、60万円の損失を出したら、そこから元の状態である100万円に戻すのは、極めて難しいです。
だから、運用資産の50%くらいの損失は、完全に 「致命傷となる大きな損失」 になってしまいます。
もちろん、運用資産の半分を失っても、相場にそのまま残ることはできます。
ただ、一度、このような大きな損失を出してしまうと、その後のトレードは、「取り返そう」と思い、
焦ってしまいますし、レバレッジも大きくしてトレードしてしまう場合が多いので、 さらに元本を減らす可能性 が高くなります。
実際にやってみると、この難しさが分かると思いますが、、、大きな損をした後に、元の状態に戻すということは、本当に難しいことになります。
私は、FXで行ってはいけないこととして、 「トレンドには逆らわない」 や 「機械的なナンピンをしない」 ということをお伝えしていますが、
なぜダメなのかというと、このような取引を行ってしまうと、運用資産の50%くらいの損失を簡単に出してしまうからです。
運用資産の50%くらいを失うと、取り戻すのは本当に大変なので、FXや相場に対する勉強をしっかりと行うと同時に、
損切りの必要性や、損切りの意味をしっかりと理解していくようにしましょう!
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