市場参加者の売買価格の平均値にとても近い、
「移動平均線」 についてご説明します。
■「移動平均線」のポイント
・移動平均線とは、 各通貨の終値の平均値を結んだ線 のこと。
・移動平均線の種類は、5日移動平均線、20日移動平均線、
90日移動平均線などがある。
・「5日移動平均線」とは、過去5日間の終値の平均値が、
その日の移動平均線の値になり、その平均値を結んで描かれた線のこと。
・5日移動平均線は1週間の平均、20日移動平均線は1ヶ月間の平均、
90日移動平均線は3ヶ月の平均を表している。
・移動平均線の良いところは、移動平均線は、各通貨の終値の平均値を
取っているため、市場参加者の売買価格の平均値に、
とても近い数字になる ということ。
・20日移動平均線よりも、現在の値段が上にある場合は、
その通貨は現在、買い勢力が優勢ということが分かる。
・20日移動平均線よりも、現在の値段が下にある場合は、
その通貨は現在、売り勢力が優勢ということが分かる。
・短期の移動平均線が、中期の移動平均線を上抜けした場合は、
「ゴールデンクロス」 と言われ、「買いシグナル」になる。
・短期の移動平均線が、中期の移動平均線を下抜けした場合は、
「デッドクロス」 と言われ、「売りシグナル」とされています。
・移動平均線のデメリットとしては、シグナルが出るタイミングが、
どうしても遅れるということ。
■「移動平均線」の内容
ここでは、「移動平均線」についてご説明します。
まず、「移動平均線」とは、 各通貨の終値の平均値を結んだ線のこと です。
たとえば、「5日移動平均線」であれば、過去5日間の終値の平均値が、その日の移動平均線の値になります。
そして、その平均値を結んで描かれた線が、「5日移動平均線」です。
移動平均線の種類については、5日移動平均線、20日移動平均線、90日移動平均線などがあります。
なお、為替市場は土日はお休みであるため、5日移動平均線は1週間の平均、20日移動平均線は1ヶ月間の平均、90日移動平均線は3ヶ月の平均を表しています。
そのため、5日移動平均線は、現在のチャートと近い位置で細かく波をうちますし、20日移動平均線になると、波は緩やかになります。
この移動平均線の良いところは、「移動平均線」は、各通貨の終値の平均値を取っているため、 市場参加者の売買価格の平均値に、とても近い数字になる ということです。
たとえば、20日移動平均線よりも、現在の値段が上にある場合は、その通貨は現在、買い勢力が優勢ということが分かります。
逆に、20日移動平均線よりも、現在の値段が下にある場合は、その通貨は現在、売り勢力が優勢ということが分かります。
そのため、短期の移動平均線が、中期の移動平均線を上抜けした場合は、 「ゴールデンクロス」 と言われ、「買いシグナル」になります。
また逆に、短期の移動平均線が、中期の移動平均線を下抜けした場合は、 「デッドクロス」 と言われ、「売りシグナル」とされています。
このように、移動平均線を見ることで、現在は買い勢力が強いのか、売り勢力が強いのかということが分かり、「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」によって、買いシグナルと売りシグナルが分かるというわけです。
ただ、移動平均線のデメリットとしては、シグナルが出るタイミングが、 どうしても遅れる ということです。
たとえば、20日移動平均線であれば、過去20日の終値の平均値が線となっているため、相場が反転した後にシグナルが出るということを覚えておいて下さい。
■ 本動画で使用しているチャートについて
本動画で使用しているチャートは、優れたチャート機能を提供している
「FXプライム byGMO」 を使用しています。
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