相場の方向性や売買ポイントを知る

私は、売買のポイントは、ファンダメンタル分析で相場の大きな方向性を確認して、ローソク足の形やトレンドラインなどのテクニカル分析を行って、決めています。 ファンダメンタル分析とテクニカル分析は、両方とも行ったほうが、 利益を出せる可能性は高く なりますよ。

■ポイント

・「このテクニカル分析だけを行なえば儲かる」というものも存在しない。
・相場の方向性や売買ポイントを知るために、チャートを用いた分析は必要。
・売買のポイントは、ファンダメンタル分析で相場の大きな方向性を確認して、
　ローソク足の形やトレンドラインなどのテクニカル分析を見ながら決める。

・相場では、小さな波は、大きな波に飲まれていくことが多い。
・チャートをずっと見ていると、「過去にも同じような形があった」と
　気づくときがある。
・相場の方向性や売買ポイントが分かるテクニカル分析は必要。

■「テクニカル分析を行なえば、売買ポイントが分かる」

ここでは、 「テクニカル分析を行なえば、売買ポイントが分かる」 ということについて、ご説明します。

まず、テクニカル分析には多くの種類がありますし、「このテクニカル分析だけを行なえば儲かる」というものも存在しません。 ただ、 相場の方向性や売買ポイントを知るため に、チャートを用いた分析は必要だと思っています。

なお、私の場合は、スキャルピングとデイトレード、スウィングトレードや長期投資は、 相場の状況に合わせてすべて行ないますが、メインとして見るのは、「日足チャート」です。 そして、エントリーするタイミングは、「５分足チャート」など、時間足の短いチャートを見ながら行なっています。

そして、売買のポイントは、 ファンダメンタル分析と日足チャートで相場の大きな方向性を確認して、 ローソク足の形やトレンドラインなどのテクニカル分析を見ながら決めて います。 この章でお伝えしたとおり、ローソク足のヒゲやトレンドラインのブレイクによって、売買ポイントが分かるためです。

なお、ファンダメンタル分析と日足チャートで、相場の大きな方向性を確認する理由は、 相場では、小さな波は、大きな波に飲まれていくことが多いため です。 上昇トレンドのときに、一時的に相場が下がったとしても、それは元の大きな波（方向性） に戻っていく可能性が高いため、 上昇トレンドのときに一時的に下がったときは、チャンスだと思っています。

あと、私の場合は、１日１回、朝に日足チャートを印刷して、トレンドラインを手書きで引いて分析しています。 もちろん、パソコン上でも簡単にトレンドラインは引けますが、手で書いた方が、チャートのパターンを覚えられるからです。

チャートの形には、市場参加者の心理や思惑が反映されているものであるため、チャートをずっと見ていると、 「過去にも同じような形があった」 と気づくときがあります。 その回数を増やすためには、日々のチャートの形をできる限り記憶しておいた方が良いため、手書きでトレンドラインを引いています。

最初のうちは、チャートに対して苦手意識を持つ人もいると思います。 ただ、相場の方向性や売買ポイントが分かるテクニカル分析は、 FXを行なう上で必要なもの になりますので、ぜひ覚えていくようにしましょう。

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