FXのコツである、「人と反対の方向に動くこと」 について、お伝えします。
FXでは、他の人と同じ動きをすると、損をするため、「他の人と反対の動きをする」ということを、心がけていきましょう。
■「人と反対の方向に動くこと」の内容
ここでは、 「人と反対の方向に動くこと」 というテーマで、お伝えします。
まず、FXで利益を得ていくために、「人と反対の方向に動くこと」というのは、本当に大切なことだと思っています。
たとえば、相場が暴落して、誰もが「底なしで落ちるのではないか・・」と思っているようなときは、買うようにします。
逆に、相場が高騰して、誰もが「これからもっと上がるぞ!」と思っているときは、売るようにします。
たまに、FXをしていて、 「自分が買うと相場が下がります・・」 という人がいますが、
これは、 相場の動き・人の動きに、ついて行こうとしているため です。
人は、人と同じなら安心しますし、みんなと同じことをしたいと思うものです。
だから、相場が上がったら買いたくなりますし、相場が下がっていたら売りたくなります。
しかし、相場というのは、上がる局面では、早い人がまず買いを仕掛けます。
そして、相場が上がったのを見て、2日目に他の人が買います。
すると、相場がどんどん上がっているので、3日目に残りの人が買っていきます。
しかし、このようなときは、最初に買った人が利益確定のために売るので、2日目と3日目に買った人は、損をする形になります。
つまり、相場の動き、人の動きについて行こうとしたときには、相場が反転してしまうために、「自分が買うと相場が下がる」 、 「自分が損切りをすると相場が上がる」 ということになってしまうということです。
他の例でいうと、元アメリカ大統領であるジョン・F・ケネディの父親の、「ジョセフ・ケネディ」について、このような話を聞いたことがあります。
「ジョセフ・ケネディ」は、有名な投資家で、投資で莫大な利益を得てたそうです。
しかも、1929年の世界恐慌による株価大暴落の前に、すべてのポジションを決済して、大暴落を回避することができました。
そのきっかけになったのが、 靴磨きの少年からの一言 だと言われています。
靴磨きの少年から、「株は儲かるらしいですね!」というような言葉を聞いたジョセフ・ケネディは、
「靴磨きの少年も株式相場が上がると思っているのは、正常ではない・・」 と考え、それまで買い増ししていた、すべてのポジションを決済したそうです。
そしてその後、株価が大暴落して、無傷で世界恐慌を乗り切ることができた、という話です。
そもそも、相場で長期間、利益を得続けることができるのは、1割にも満たないと言われています。
つまり、9割の人は損をしているということになります。
そのため、利益を上げている1割に自分が入るためには、 損をしてしまう9割の人と、逆の動きをする必要がある 、ということです。
テレビや雑誌などで、「相場はこれからも上がる!」と言われているときは、かなり要注意ですし、今まで投資にまったく興味の無かった人が、
「儲かるらしいから私もやってみよう!」となっているときは、 相場が反転する可能性がとても高く なります。
バブルを予想したり、大暴落を予想することは、とても難しいのですが、予想できるとしたら、このように、
「人の動きをよく見ること」だと思っていますので、インターネットの書き込みなど、人の動きをよく見て、
「人と反対の方向に動くこと」 を意識していくようにしましょう。
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