FXのMetaTrader4

MetaTrader4（メタトレーダー4）とは、 機能がとても豊富な、「FXトレードソフト」のこと です。 ちなみに、MetaTrader4 を省略して、「MT4」と呼ばれることもあります。

そして、FX業者が提供しているような一般的なFXトレードソフトと、MetaTrader4 の違いは何かと言うと、 「できることの多さの違い」 です。

まず、一般的なFXトレードソフトでできることは、「チャートを使えること」、「テクニカル指標（移動平均線やＲＳＩなど）を表示できること」、「取引ができること」の３つくらいです。 もちろん、この３つの機能だけで十分ですし、何も問題なく、FX取引を行うことができますよ。

では一方、MetaTrader4は何ができるかというと、「チャートを使えること」、「テクニカル指標（移動平均線やＲＳＩなど）を表示できること」、「取引ができること」はもちろんのこと、これ以外にも、 チャート上に売買サインを出したり、自動で売買を行う 、、、ということもできてしまいます！

つまり、一般的なFXトレードソフトとMetaTrader4 の違いは、「できることの多さの違い」であり、MetaTrader4を使えば、一般的なFXトレードソフトでは行うことができないことも、できるようになるということです。


なお、僕がMetaTrader4を使い始めたのは、FXを始めてから、１０年が経ったころでした。 もちろん、MetaTrader4の存在は知っていたのですが、FX業者が使用しているチャートや取引システムで十分だったので、僕は使用しなかったのですよね。

ただ、とても興味があった 「シグナル配信ツール」 を購入したときに、MetaTrader4をインストールする必要があったので、それから使い始めたという形です。


実際に使ってみると、MetaTrader4は、確かにいろいろできるんだなって分かりました。 自分で考えたエントリーサインを、メールで配信してくれる機能もありますし、そのロジックどおりに、自動売買を行うこともできます。

しかも、 「バックテスト」 と言って、自分が作った自動売買ロジックで、過去にどれくらいの損益が出ていたのか、ということも検証することもできてしまいます。

自分で作った自動売買のロジックを、実際に動かしてみる前に、過去の値動きから、どれくらいの結果が出るのかということを検証できることは、本当にすごいなって思いますよね。

もちろん、MetaTrader4は、使い方がちょっと難しいので、無理に使う必要はありません。 「興味があったら使ってみる」 という程度で良いと思います。 ただ、ここでお伝えした、MetaTrader4はどういうものなのか、MetaTrader4は何ができるのかということくらいは、知っておいても良いかもしれませんね。

• 天井と底値を予想する方法
• 自動で稼ごうと思って「自動売買システム」を使うと、必ず負ける
• 過去のチャートを見れば、何とでも言える
• テクニカル分析が必要な理由
• ボリンジャーバンドで売買ポイントを確認する