まずは、最近のFX相場の状況について
最近のFX相場は、「レンジ相場」になっていますね。
方向感がなく、フラフラした状態(上がっても下がり、下がっても上がるような状態)になっています。
この理由は、多くの投資家が、「どちらに動くか分からない・・」と思っているからです。
具体的には、アメリカの経済は「トランプさん次第」という感じで、これから良くなっていくのかどうか、よく分からないのですよね。
また、利上げについても、2017年は、「あと2回行われる」という予想がされていますけど、
この予想はすでに市場が織り込んでいるため、やはり、米ドルが上がるような材料にはなっていません。
あと、2017年5月7日に行われる、フランス大統領選の決選投票は、「マクロンさん」が勝つ可能性が高いと言われていて、市場に安心感が広がっています。
もし、対抗者の「ルペンさん」が勝ったら、相場は大暴落する可能性が高いですが、、、
マクロンさんが勝てば、フランスのEU離脱は無くなる?ので、「EU崩壊」などの大きなリスクは、回避されるということですね。
5月7日のフランス大統領選挙は、ビッグイベントになりますが、ひとまず現在は、市場に安心感が広がっていて、方向感がなくなっているという感じです。
トランプさんによる政治や、フランス大統領選挙の結果、そして、シリアや北朝鮮との地政学リスクは、予想することがとても難しいので、
多くの投資家は、「どちらに動くか分からない(様子見)」ということになり、相場がレンジ相場になっている、ということですね。
現在の私の取引状況
現在の私の取引状況ですが、相場が動いていないので、あまり取引していません。
ただ、FXをやっていると、どうしても取引したくなりますよね?
「FX中毒でポジポジ病です。楽しくて仕方ありません!!」のページでもお伝えしていますけど、
FXをやっていると、どうしても、退屈しのぎと楽しさで、ポジションを持ってしまうものだと思います。
・FX中毒でポジポジ病です。楽しくて仕方ありません!!
もちろん、これを行うと、勝率はかなり悪くなり、結局、損をする可能性が高くなります。
そこで私が編み出した取引方法が、「豪ドル/円を両建てで持つ」というトレード手法です。
まず、現在のようなレンジ相場のときは、少ない枚数(私の場合は5,000通貨)で、豪ドル/円を、売りと買いで、両建てしてポジションを持ちます。
そして、もし上がったら、買いポジションを利食いをして、売りポジションは塩漬けします。
そして、もし下がったら、売りポジションを利食いして、買いポジションを塩漬けするという形です。
このように、30銭~50銭くらいずつで、刻み買いと刻み売りを繰り返すというトレード手法を、私は行っています。
(つまり、「ナンピン買い増し・売り増し」ということですね)
この方法は、「レンジ相場」のときはとても有効で、勝率を100%にすることができます。
また、刻み売りと刻み買いを繰り返すことができるので、常に相場に参加している状況になり、退屈もしません。
私は、あまり相場が動かないレンジ相場のときは、このような取引を行っています。
ただし、このトレードスタイルは、
大きな注意点がある!
ただ、このサイトを見ていただいている方は、もうご存知だと思いますが、、、
このような「ナンピン買い増し」が有効なのは、「レンジ相場のときだけ」です。
当たり前ですが、相場が一方的に動く「トレンド相場」のときに、ナンピン買い増しを行うと、含み損が一気に増えていくので、必ず大損しますよ。
実際に、このようなトレードで、コツコツ稼いで、一回の負けで大きな損失を出す人が、本当に多いのです。
・FXで最も多い失敗パターン ~ コツコツ稼いで1回の負けで吹き飛ばす ~
だから、私が持っているルールは、この取引を行うときは、「絶対に機械的に取引しない」ということです。
レンジ相場のときであれば、30銭~50銭くらいずつで、刻み買いと刻み売りを繰り返せば、利益になります。
ただ、トレンドが発生したときは、そのトレンドに逆らってポジションを持つことは、絶対にしません。
具体的には、相場が一方向に上がっていった場合は、「売り」を使うのではなく、逆に、「買いポジション」を増やしていくという形です。
また、相場が一方向に下がっていった場合は、「買い」を使うのではなく、「売りポジション」を増やしていくという形ですね。
だからこそ、「両建てであることが必要になる」ということです。
もし、「買いポジション」だけで、刻み買いをした場合は、相場が暴落したときに、対応できなくなってしまいますよね?
あくまで、両建てにして、売りと買いのポジションのバランスを取る、ということです。
私は、このようにして、取引を行っている口座が1つあります。
私は、この取引方法で、
1000連勝くらいしている
実際に私は、この取引方法で、1000連勝くらいしています。
なお、取引対象通貨を「豪ドル/円」にしている理由は、豪ドル/円は、値が動く幅が、けっこう決まっているように見えるためです。
具体的には、下記のチャートのように、だいたい55円から105円くらいまでの幅で、もう何年も動いています。
▼ 1993年から2017年までの豪ドル/円のチャート
そして、私の場合は、70円から90円くらいの値幅の動きは、すべて取引して、利益を取っているという形です。
だから、1000連勝することも可能になっているということですね。
▼ 豪ドル/円で、70円から90円の値動きは、すべて取る!
もちろん、トレンドが発生したときは、逆張りでエントリーすることだけは、絶対にしません。
いくら豪ドル/円が、55円から105円までの値幅でずっと動いていると行っても、今後、突き抜けていくことも、あるかもしれないからです。
また、レバレッジは、どんなに高くても3倍までにして、それ以上にすることはありません。
含み損を、ある程度抱える取引スタイルになるので、レバレッジを高くして取引すると、いつか必ず、ロスカットせざるを得ない状況に追い込まれるからです。
だから、少ない枚数で、小さなレバレッジで取引をしていくことが必要になります。
なかなか、言葉だけでお伝えすることが難しいのですが、、、投資は自己責任として、私が行っている1つのトレード手法を、参考にしてくださいね。
相場の基本は、「よく分からないときは、手を出さないこと」だけど・・
もちろん、相場の鉄則は、「よく分からないときは、手を出さないこと」です。
ウォーレン・バフェットも、成功する秘訣は、することがないときには何もしないことと
言っていますけど、よく分からないときに、退屈しのぎにトレードすると、ほとんどの場合、損をしてしまいますからね。
ただ、私の経験上、FX相場で、「相場がどちらに動くか分かるとき」は、とても少ない気がします。
そのような状況は、1年に、1回か2回くらいであるため、取引できるチャンスがとても少なくなってしまうのですよね。
だから、私が考えたのは、とにかく少ない枚数で、豪ドル/円を両建てで、刻み売りと刻み買いを繰り返す方法です。
実際に私は、1つの取引口座は、豪ドル/円を両建てで持つための口座にしているくらいですからね。
トレンドが発生したときは、含み損が増えてしまうので、相場を読むことよりも、
「売りポジションと買いポジションのバランスを保つこと」を、とにかく重要視することが必要になります。
ただ、私のような、「常にポジションを持っていたい人」には、有効な取引方法だと思います。
そして、このような取引方法を行うのでしたら、少ない枚数で取引することができる、取引業者を使う必要があります。
たとえば、SBI FXトレードでしたら、1通貨単位で取引することができるので、少ない枚数で取引することができます。
・運用資金が20万円以下の方に最適!「SBI FXトレード」
「チャンスが来るまで待つこと」や、「相場の動きが分かったときに参加すること」と言われても、ほとんどチャンスはありません。
FXで長期間、利益を得ていくためには、やはり、「知識」と「経験」の2つが必要になるので、
とにかく少ない枚数で、取引を繰り返していくことも、必要だと思います。
いろいろな取引スタイルはありますが、私の場合は、「相場の状況に合わせて、流動的にトレードスタイルを変える」というやり方で、
トレードを行っていますし、そのために、複数の取引口座を用意して、トレードスタイルによって使い分けているので、良かったら参考にしてくださいね。
そして、長く相場で生き残って、利益を得られるようにしていきましょう!
P,S,
投資は自己責任でお願いします。
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