FXで最も多い失敗パターンである、「コツコツ稼いで1回の負けで吹き飛ばす」 について、お伝えします。
この失敗パターンは、FXを始めたばかりの初心者の方に、特に多いので、ぜひ知っておいていただけたらと思います。
■「FXで最も多い失敗パターン」の内容
ここでは、FXで最も多い失敗パターンである、 「コツコツ稼いで1回の負けで吹き飛ばす」 について、お伝えします。
まず、FXで最も多い失敗パターンは、 コツコツ稼いで、1回の負けで、それまでの利益をすべて吹き飛ばすというパターン です。
たとえば、まず外貨を買って、上がったら利食いをするのですが、もし下がったら、徐々に買い増しをします。
そして、相場が反転して、買った値段よりも上がったら利食いをします。これを、繰り返していくという形です。
実際に、為替相場は値がウロウロすることが多いため、この方法を行えば、 勝率はほぼ100% にすることができますし、外貨を買いポジションで持っているため、日々、スワップポイントも受け取ることもできます。
そのため、一見、素晴らしい方法に見えるのですが、この方法が有効なときは、 「レンジ相場のときだけ」 です。
もし下落相場に入って、値が一方的に下がっていったら、買い増しをしている分、含み損がどんどん増えていきますよね。
そして、あまりにも含み損が大きくなりすぎて、「もう耐えられない!」という状態になってから、損切りをします。
これが、FXで最も多い失敗パターンである、 「コツコツ稼いで1回の負けで吹き飛ばす」 というパターンです。
実際に、私がFXを始めたころ、このようなトレードを行っていました。
私は、2005年の8月に、スワップポイントの魅力に惹かれて、FXを始めましたが、そのころは、
ニュージーランドドルのスワップポイントは1日167円、ポンドのスワップポイントは1日250円も受け取れていた時代です。
また、外貨が上昇トレンドでどんどん上がっていくという、 FXを行う上で、とても適した時代 だったと思います。
▼ 2005年のスワップポイント
しかし、外貨がどんどん上がると、やはりいつか暴落は来るもので、
2005年の12月の暴落で、私は 200万円以上の損失 を出しました。
▼ 2005年12月の暴落
▼ 暴落によって、200万円以上の損失
それから、追加資金を投入しながら、なんとか相場に残っていましたが、2007年8月、 サブプライムローン問題をきっかけにした大暴落 で、ほぼすべてのお金を失い、相場を退場しました。
▼ サブプライムローン問題をきっかけにした大暴落
このころの私のトレードが、まさに、「コツコツ稼いで、1回の負けで吹き飛ばす」でした。
勝率は98%くらいはあったのですが、コツコツ稼いでも、 暴落のときに大きなマイナス を出してしまい、結局、損をしました。
このような失敗を繰り返す中で、私は、 「FXは一生懸命に勉強しないと、長期間、利益を得ることはできない」 ということが分かったんですね。
そして、「どうすればFXで利益を得られるのか」ということを調べると同時に、「負けるパターン」も洗い出していきました。
「負けるパターン」や「失敗するパターン」を知ることで、損失を回避して、利益を得られる可能性も高くなると思ったからです。
今回、お伝えした「FXで最も多い失敗パターン」は、FXを始めたばかりの初心者に、特に多い失敗パターンになります。
「外貨を買って、上がったら利食いをして、下がったら買い増しをする」 という取引を繰り返せば、
勝率をほぼ100%にすることもできるのですが、相場が暴落したときに、大きな含み損を抱えることになってしまいます。
「失敗するパターン」 を知っておいた方が、損失を回避できる可能性が高くなりますので、相場で長期間、生き残ることができるように、
「このような取引で損をする人がとても多い」ということを、知っておいていただけたらと思っています。
■ あなたにぴったりなFX業者を選ぼう!FX取引業者ランキング
使用するFX業者によって、得られる利益は変わってきます。「初心者におすすめな取引口座」や、「短期トレード」・「長期投資」におすすめの取引口座を、ランキング形式でご紹介します!
■ FX業者の選び方!あなたに最適なFX業者を選ぼう!
FXの取引口座の選び方を、ご紹介します!人によって、FXの取引口座は使い分けた方が良いので、その選び方をご紹介しますね。
⇒ あなたに最適なFX業者を選ぼう!FX業者の選び方はこちら!
■ 自動売買に最適なFX業者はこちら!
当サイトでは、自動売買のリアルトレードを公開しています。
その自動売買で、私が実際に使っているFX業者が、「トライオートFX」です!
⇒ 自由度の高さとコストの低さが魅力!トライオートFX
■ 次回のFX講座について
「良いナンピンと悪いナンピンについて」について、ご説明します。