FXの順張り

順張りとは、 値動きの方向と、同じ方向にエントリーすること です。

たとえば、米ドル／円が上がっているときに、「買い」でエントリーすることを、順張りと言います。 同じように、米ドル／円が下がっているときに、「売り」でエントリーすることも、順張りと言います。

つまり、トレンドの方向に逆らわずに、 上がったら買う、下がったら売るというエントリー方法のことを順張りという 、ということですね。


そのため、順張りは、トレンドに乗る形でエントリーをする 「スウィングトレード」 に向いています。 実際に、僕がスウィングトレードを行うときは、上がったことを確認してから、買いでエントリーをしています。

スウィングトレードは、トレンドに乗らなければ、ほとんど利益にならないので、このような「順張り」でエントリーをした方が良いということです。




ただ、、、僕は今まで、この「順張り」がとても苦手でした。
上がったら売りたくなりますし、下がったら買いたくなるからです。

でも、レンジ相場のときは、上がったら売る、下がったら買うという「逆張り」でエントリーをすれば、利益になることが多いのですが、 一旦トレンドが発生したら、逆張りでのエントリーは大きな損失 を出してしまいます。

だから、相場で長期間、利益を得続けていくためには、トレンドに逆らわずに、トレンドに乗る形でエントリーをする「順張り」を覚える必要があると思いました。 自分のクセを直すことは、本当に大変でしたけど、為替相場では、 トレンドは絶対的な存在になる ので、トレンドの方向にエントリーをする「順張り」を使うことは、とても大切なことだと思っています。


ちなみに、FXの場合、順張りの方が、勝率は悪くなります。 一般的には、「順張りが安全！順張りは勝率が良くなる！」と言われていますけど、 値がウロウロしやすい為替相場では、順張りの方が勝率は悪くなる と思います。

実際に、為替相場では、レンジ相場とトレンド相場の割合は、２対８で、レンジ相場の方が多いからです。 レンジ相場のときは、逆張りの方が有効であるため、順張りはどうしても、勝率が悪くなる傾向があります。

だから、上がったら売る ・下がったら買うという逆張りでエントリーをする人がとても多いのですが、 このような手法だけで取引を続けてしまうと、トレンドが発生したときに、大損してしまうのですよね。

ここが、FXで難しいところなのですが、FXで長期間、利益を得続けるためには、 トレンドの方向にエントリーする「順張り」を覚える必要がある と思っていますし、 僕も、この「順張り」ができるようになってから、損失が減って、利益も大幅に増えたので、ぜひ参考にしてくださいね。

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