テクニカル分析について ~ チャート分析 ~ Check!
テクニカル分析とは、 過去の値動きから、将来の値動きを予想する分析方法のこと を言います。
なお、テクニカル分析には、現在向かっている方向性を見る「トレンド系」と、買われすぎ・売られすぎを把握する「オシレーター系」の2種類があるので、知っていてください。
テクニカル分析の基本となる「ローソク足」 Check!
ローソク足は、 始値・終値・安値・高値の4つの値段を、同時に確認することができる便利なものです。
テクニカル分析の基本になりますので、必ず覚えておくようにしてくださいね。
相場の方向性を確認できる「トレンドライン」 ★★★
トレンドラインとは、相場の方向性を確認するために、チャート上に描く線のことを言います。
トレンドラインを引くことで、買いポイントと売りポイントを知ることができますし、テクニカル分析の中では、 私はトレンドラインを最も重要視 しています。
相場の行き過ぎと反転のタイミングを知る「ボリンジャーバンド」 Check!
ボリンジャーバンドは、 相場の行き過ぎと、相場が反転するタイミングを知るため に使用するテクニカル指標です。
これも、かなり人気のあります。(私はあまり使用していませんが)
買い圧力と売り圧力のバランスを見る「一目均衡表」
一目均衡表は、買い圧力と売り圧力のバランスや、相場の抵抗帯などを確認することができるテクニカル指標です。
ただ、分析方法はとても複雑で、全部はとても覚えきれないので、基礎的なことだけをお伝えします。(私もよく知りません)
相場の上げ幅と下げ幅を予測する「フィボナッチ」
フィボナッチは、「黄金比」を用いて、 相場の利食いの値段や、押し目買いの値段を予想するテクニカル指標です。
必ず相場が反転するというわけではありませんが、「たまに当たるな」という印象です。
【トレンド系のテクニカル分析】
市場参加者の売買価格の平均値にとても近い「移動平均線」
移動平均線とは、 各通貨の終値の平均値を結んだ線のこと です。
そのため、移動平均線は、市場参加者の売買価格の平均値に、とても近い数字になります。
移動平均線を上下に乖離させた「エンベロープ」
エンベロープとは、移動平均線を一定の幅だけ上下に乖離させて描いた線のことを言います。
移動平均線から、通貨の値段が離れすぎると、「いつかは戻ってくる!」という考え方ですね。
トレンドについていくための「パラボリック」
パラボリックとは、「放物線」という意味で、トレンドが反転するポイントを見つけて、そのトレンドについていくためのテクニカル指標です。
ただ、レンジ相場のときは、すぐに反転のサインが出てしまうというデメリットがあります。
純粋に価格の動きだけを対象とする「ポイント&フィギュア」
ポイント&フィギュアは、 純粋に価格の動きだけを対象 として、トレンドの方向を見るテクニカル分析のことです。
チャート上に ○ と × をつけるだけのシンプルなもので、けっこう特殊な分析方法ですね。
【オシレーター系のテクニカル分析】
相場の買われすぎ・売られすぎを見る「RSI」
RSIは、 相場の買われすぎ・売られすぎを見るため に使用する、「オシレーター系」のテクニカル指標のことです。
私は使っていませんが、けっこう人気のある分析方法ですね。
投資家の心理に基づいて売買ポイントを決める「サイコロジカル」
サイコロジカルは、投資家の心理に基づいて売買ポイントを決めるテクニカル指標のことです。
RSIとかなり似ている、という印象です。
相場の買われすぎ・売られすぎを見る「ストキャスティクス」
ストキャスティクスは、「Kライン」と「Dライン」という2つの線から、相場の買われすぎ・売られすぎを判断します。
RSIと同じくらい、人気のある分析方法 です。
売買ポイントの見方が移動平均線と似ている「MACD」
売買ポイントの見方は、移動平均線ととても似ていて、「MACD」と「シグナル」という2つのラインを使用します。
トレンド系とオシレーター系の、どちらにも属するようなテクニカル分析です。
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